トートバッグを買った、使った

両手が空いて動きやすいので、学生のころから長らく、バッグは斜め掛けできるのばかり使ってたのですけどね。この一、二年、体力が落ちたせいもあってか、重たい荷物を斜め掛けすると胸が圧迫されて苦しいし、片方に掛けてると疲れるので、頻繁に左右掛け替…

『戦火の馬』

観てから間が空いて書くと、どんな作品だったか記憶が薄れてしまってよくないですね。いつごろ観たのかの記録にもならないし。 で、この映画、「馬視点で描かれるという特異な物語」だ、と耳にしていたのですが、ふつうに人間が主役の作品です。別にそこは善…

『グランド・マスター』

ひとことで言いますと「そんな狭いところで闘わないでください」と。 狭い屋内で格闘したほうが、投げ飛ばされて椅子が砕けたりいの、窓ガラス突き破ったりいの、と見映えがしそうなのはわからなくもないですが。たとえばどこかの家に忍び込んだときに起きた…

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』

シリーズ第一部も、個人的にはあまり乗り切れなかった『ロード・オブ・ザ・リング』ですが、本作を見て、その理由があらためてわかった。 登場人物が一様に暗くて快活さがない。たとえば、フロドは生真面目で悲観的な性格づけなんだ、とかならいいですよ。で…

「鬼月」

旧暦7月は「鬼月」と呼び、日本で言うお盆に当たる。 中元普渡(夏に贈り物をする「お中元」と同じ時期)には、街中至る所で崇拝が行われるのだけど、とにかく火をくべるのが好きである。日本でもお盆には、茄子やキュウリで馬を作って、火を燃やしますが、…

中国結び講座 その2

というわけで、中国結びの講座にまた行ってきました。 第二課は、フクロウか魚の飾りのどっちか好きなほうを選んで、ということでフクロウのほうにしました。糸の色もお好みで選ばせてもらえます。ちなみにフクロウは、中国語で「貓頭鷹」。 編むのに夢中で…

『フルメタル・ジャケット』

伝説的な映画だとたびたび耳にしていたので、どんだけ鬼気迫るものかと身構えていたのですが、わりと淡白な作品でした。前半の訓練所のところだけで映画史に残るようなインパクトを持ってしまってるのは納得。シゴキといっても軍隊の訓練としては妥当な感じ…

建國假日玉市に行ってきた

建國假日玉市には、8年ほど前、知り合いにつきあって一度だけ行ったことがある。機会を見て再訪しよう、と兼ねて思っていたので行ってきた。假日(休日)の名のとおり、たぶん土日祝日しか開いていないと思う。 その8年前のときには、知り合いがタクシーで…

『ペイ・フォワード』

貨幣に代わる新たな決済方法とか、損する孫会員の出ない、きれいなネズミ講みたいな新商法とか、そういう画期的な経済か経営理論を少年が提唱した! って話だと思って、期待してたので非常に惨憺たる結果に。 この映画の風景って、私が子供のころ、80年代に…

『ザ・ビーチ』

レオナルド・ディカプリオが、『タイタニック』直後に出演したことで注目を集めた作品だそうです。 ディカプリオ演じるアメリカから来た白人青年が、同じく白人のフランス人男女と共に、三人して隠された秘密の島を目指して旅立つ序盤は、古き良き冒険ものの…

『ミリオンダラー・ベイビー』

30歳を過ぎてからプロボクサーを目指すマギー(ヒラリー・スワンク)は、イーストウッド演じる老トレーナーによってその才能を開花させ、ついにチャンピオンへと駆け上がる。そんなある日、彼女のもとへ欧州からきたと名乗る使者が訪れる。実はマギーは、と…

SONY NEX-5R 経過報告

ボディだけ購入してから半月ほど考えて、レンズは結局 Sigma 60mm f2.8 にしました。当初は Sony 50mm f1.8 目当てだったのだけど、フードもつけると長過ぎるし、あんだけフードが深いと指を入れてPLフィルタ回せるのかが心配だったので。あと、Sigma DNシリ…

『Vフォー・ヴェンデッタ』

コミック原作なのは知らなかった。 ガイ・フォークス仮面の男「V」が、ナタリー・ポートマン演じるヒロインを鍛えて目覚めさせるべく、秘密警察を装って監禁し、丸刈りにし、拷問する。解放された彼女は、当初憤慨するものの、「あなたのおかげで私は覚醒で…

『ブラック・スワン』

ナタリー・ポートマンがあんまりバレリーナっぽくない、という点は、バレエというのが殊更、体型・外見に現れる職業なのでしかたないとして。「何かとてつもない才能を奥に秘めているかもしれない」感じがポートマン演じるニナになく、バレエ監督の目にとま…

『トゥルーマン・ショー』

正直なところ、自分としては論評するとこが特にない作品。いえ、悪いということではなく、始めの二十分くらい観たとこで中断しようとしてたのに、ずるずると一時間過ぎるまで止められなかったくらい引っ張るおもしろさはありました。 ただ、この映画、劇中劇…

漫画喫茶(ネットカフェ)へ行った (2)

6/21に行ったのだけど、記録しそびれていたので。この日、読んだのは『ちはやふる』(末次由紀)を5巻までと、前回に引き続き『進撃の巨人』。 『進撃の巨人』は、たしかに巨人の謎だったり続きが気になる、引っ張る力はあるんだけど、どうしてもぱらぱら読…

『いちから聞きたい放射線のほんとう』

書名はかねてツイッターでよく目にしてはいました。購入に至った動機は、件の「福島の鼻血」の真偽が話題になったときに、実家で親が「放射線の影響で鼻血はあるのかもしれない」と言っていたのを聞いて、その疑念への回答になるかもと思ったから。 読後感を…

『サカサマのパテマ』

『天空の城ラピュタ』を思わせる、いわゆる「ボーイ・ミーツ・ガール」のSFファンタジー。エイジの父親が、空を飛ぶ機会を作っていたというあたりも似通っています。(それにしても、このテの「少年・少女主人公は両親を早く亡くしている」という設定はどう…

漫画喫茶(ネットカフェ)へ行った

読みたかった漫画が、ここ数年読んでいなかったので、溜まっていた。ダウンロード購入(電子書籍)も考えたのだが、なにしろ現在のところ印刷物と価格が同じでけっして安い感じがしない。小説も映画もそうだけど、漫画も一回読めば十分な作品がほとんどなの…

皮膚科に行ってきた

昨年末あたりから、全身に吹き出物ができて困っていたので、かねて考えていた皮膚科に行ってきた。今年の始めにも最寄りの皮膚科に行ったが、そのときは水虫の検査。 結局、処方されたのはチョコラBBなんかと同じビタミンB錠剤。予防には、夜12時くらいには…

『キング・コング』(2005年版)

近年観たなかでは最も悪趣味な映画でした。1933年版のリメイクだそうで、自分が小学生のころTV放映で観た『キングコング』(これは1976年版とのこと)が念頭にあったので、違いに驚きました。 76年版は、時代設定を現代にしているせいか、自然保護や動物愛護…

『孫文の義士団』

香港上陸が数日後に迫った革命家・孫文。その暗殺計画を企む刺客団と、それを阻止すべく奮戦する義士たち。というと、スリリングな駆け引きとか諜報合戦とか、そういうのを期待してたんですが、荒唐無稽で、派手な香港カンフーアクション映画でした。期待が…

ホームベーカリー

先月末にホームベーカリーを購入した。きっかけは、以前に引用した林望氏のエッセイで、ホームベーカリーで焼いたパンを絶賛していたので。 価格.com あたりのレビューを漁って、パナソニックが鉄板ぽかったので、その中の下位モデルを購入。15000円前後だっ…

酒田、新潟

友人を訪ねて、5月19日に山形酒田へ。翌21日は帰路の新潟で下車して、また別の友人と会ってきた。 酒田は昨年10月に続いて二度目。5月に地元の例大祭があると聞いていたので、それに日程を合わせた。 私の母が新潟出身なので、子供のころは毎年親類のうちに…

ゲームマーケットに行ってきた

諸経緯により、ゲームマーケットという、アナログゲーム(カードやボードゲームの類い)のイベントをのぞいてきた。会場は東京ビッグサイト。 知人の台湾人が出展していたブース。彼個人での参加かと思ってたら、台湾チームでの出展とのことで、日本で暮らし…

『ナバロンの嵐』

1978年公開のちょっと古い映画。『ナバロンの要塞』の続編。 小学校のころ、TV放映されてたのを後半から観た憶えがあって、ラストシーンの台詞がとても印象に残っていました。主人公一行は敵軍の渡河を阻止するべく、橋を崩落させることに成功するのですが… …

SONY NEX-5 を購入

SONY NEX-5R(ボディのみ)を新宿マップカメラにて中古購入。一昨年9月から使っていた E-PL2 と、人気の高い 20mm f1.7 レンズを下取りしてもらって、差額5000円ほどの追加で入手しました。 これでマイクロフォーサーズ系ともお別れです。もともと、ロード…

『マネー・ボール』

メジャーリーグ、アスレチックスの実話に基づく映画化ということで、本編中にも実際の試合の映像などがたびたび出てきます。やはりそのカットになると、俳優が演じてる部分と比べて違和感があるので、へんに実際の映像は混ぜないで欲しかったところ。 演技も…

『ドラゴン・タトゥーの女』

ハリウッド版がリメイクなのも、原作小説があるのも知らずに観賞。多くのレビューにも書かれているとおり、ヒロインのリスベット=ルーニー・マーラの魅力だけでも十分に釣り銭がきそうな作品。 物語の前半は、リスベットの置かれている状況や、数十年前に疾…

劇中人物の役割分担に思う

『ストライク・ウィッチーズ』(全12話)を観た。 少女たちが履く「ストライカーユニット」や、魔力を使うときに耳や尾が生えるところなど、視覚コンセプト、キャラクターデザインとしては非常に魅力的なんですが、本筋のほうは脚本が粗すぎて残念なところ。…